アーカイブ
ドキュメント類のフォーマットとして、XMLベースのODF形式の普及が加速しそうです。 Open XML Translatorは、フランスのMicrosoftパートナー社が開発した技術で、ODF形式で文書を開いたり保存したりすることが「Microsoft Office」で可能になるという。 Micr…
映像系のメタデータの標準化が進んできているようです。 maia曰く、"6月23日、財団法人マルチメディア振興センターから、映像関係事業者(番組制作会社、権利者団体、放送事業者、配信会社等)向けの「コンテンツ情報管理ツール」の配布が開始された(総務省…
最近、非構造化データを扱うデータベースのニュースリリースが多くなりました。高度な検索エンジンが搭載されており、廉価に機関リポジトリを構築する際のデータベースとして有効かもしれません。 学校法人の慶應義塾は4月中をメドに、Webページや電子メール…
少々古い記事へのコメント。 機関リポジトリにソーシャルブックマークサービス機能を組み入れることは、とても有効なことだと思います。 機関リポジトリは、名の通り、電子化された貯蔵庫として、それを検索しやすくして様々な目的で利用するためには、各文…
インターネットに関連する雑誌の草分け的な雑誌が休刊になりました。 利用者の視点で、ブログやSNSなどで情報収集、情報交換して付加価値を付けた『記事』を、『雑誌』と『Web』など、どんな媒体で、どんな形で提供していくかを考察した結果の今後の展開です…
内閣官房コンテンツ専門調査会では、「デジタルコンテンツの振興戦略(案)」を元に議論されています。 この戦略案では、基本目標、視点、目標、提言(課題、解決策)の形でまとめられています。 デジタルコンテンツの長期保存という直接的な目標、提言は、…
昨年来続いている書籍のデジタル化と、アーカイブ組織、ポータルサイトの動きを分かりやすく解説してくれています。その上で、青空文庫の今後の姿勢が語られており、今後の同種の活動をする組織にとって、大変参考になるページだと思います。 著作者の権利を…
数年前から指摘や提言は色々な機関が異口同音に報告するが、いざ具体的な話しになると、国としての予算も多少付いても個別に消化されて行くだけで、全体としてはほとんど進んでいないような気がする。 日本学術会議の会長コメントに「学術情報に関する要望及…
国の機関では、政文書、政府刊行物が一太郎で作成されているケースが多い。これらの文書の長期保存やシングルソース・マルチユースのためには、仕様の長期的なサポートと保証が必要だが、今回のバージョンで、XML形式で普及が見込まれる「OpenDocument」に対…
公的記録アーカイブ用のフォーマットとして、OASISで策定されたOpenDocumentというXMLベースのファイルフォーマットを採用するとのことです。今後はXMLベースになることは確実のようですが、どんなXMLスキーマがデファクトスタンダードになっていくかという…
HPからマルチベンダーに対応したストレージ管理ソフトが発表になりました。他ベンダー製品と比較してどこに優位性があるかはわかりませんが、選択肢の1つとなりえるものかもしれません。 HP Storage Essentialsは、マルチベンダーのストレージ環境に対応し…
ポータルは、RSS等によりメタデータを収集して、一次情報へナビゲーションします。このツールは、その収集されたメタデータを利用してコンテンツを収集するプログラムの1つと言えます。 ダウンロードSpider3は、同社が2004年9月に発表した「ダウンロード SP…
著作権侵害のサイトも含まれるのだろうか。ウェブアーカイブする際のフィルタリングに使えるのでは。しかし、この運用がもし恣意的に行われた場合、情報管制につながりかねないかも。 警視庁では、両社に対して犯罪関連サイトの情報を提供し、フィルタリング…
ちょっと前の記事。登録サイトよりも検索エンジンにより自動検索されたページを前に表示するとのこと。検索エンジンの精度が上がったから、手作業で登録しているサイトよりも有用なページが上位に表示できるということでしょうか。これから登録サイトはあま…
P2Pネットワークの技術は、すでに合法的なコンテンツの流通に商用利用されてきています。アーカイブ間のコンテンツ流通には最適な技術で、普及が期待されます。 PtoP技術が、小企業や個人によるビデオ配信をより現実的なものに変えた。PtoPでは、あるファイ…
デジタルアーカイブの先進的な提供システムとして期待されます。GUIおよびAPIでの両方に関して、普及が見込まれる技術を積極的に取り入れたものになっています。 写真撮影・位置と時間の情報取得・テキストの編集といった情報収集ツールとして、地図空間・時…
実験の成果は定かではありませんが、メタデータを活用したデジタルコンテンツの利活用の報告書として参考になります。 総務省. 「メタデータを活用した文化遺産情報のネットワーク利活用に資する技術の開発・実証」実験報告書. 2005. 58p. (オンライン) (PDF…
電子書籍が紙と同時発売される時代に、これらを保存すべき優先順位の高いものとして位置付けなくていいのだろうか?せめて、紙資料と併せて書籍検索できるようにしたい。 パピレスは、オンライン書店「電子書店パピレス」において、ハーレクイン社のシリーズ…
情報セキュリティ関係で著名な高木さんの意見です。結局WARPでの選択的収集を拡大して、将来、「出版物」に相当するページには、その旨の表示を付けることを義務付けるということでしょうか。 つまり、従来の国立国会図書館法によって納本を義務付けてきたの…
広報誌やパンフレットなどの広報関係も国立公文書館への移管が義務付けられました。 政府は4日、各省庁の公文書を国立公文書館に移管する際の基準を改定し、<1>30年以上の保存期間が経過<2>閣議関係<3>次官以上が決裁<4>広報誌やパンフレット…
「今後10年のインターネットでは、ユーザーが提供するコンテンツが中心となるだろう」という言葉を実感していれば、今後のデジタルアーカイブ構築の方向性が見えてくるのではないでしょうか。 チャットや掲示板に比べて、ブログは匿名性が低く、各個人の素性…
保存システムへの要求機能として、これを基本的な設計要件とするだけでも、構築イメージが相当明確になると思われる。 # メタデータはデータベースに蓄積すると同時にコンテンツデータにも添付して二重に保持する。データベースは高速な検索のため,コンテン…
ちょっと新しい概念のストレージ技術です。 米EMCは,内容が変わることのないデータの管理,長期保存に特化したストレージ・ソリューション「EMC Centera Content Addressed Storage(CAS)」に仮想プール機能と遠隔バックアップ機能を追加した。同社が米国…