「INTERNET magazine」、バックナンバーをPDF化 - CNET Japan

さすが電子出版に力を入れているインプレスの理想的なビジネスモデル。バックナンバーを出版社自身がデジタル化し、直近のものは有料で提供し、ある年数が過ぎたものは無料で公開する。すべての出版社が、冊子体の出版物と電子書籍の位置付けを、このような観点で整理した事業展開をしてくれると日本のデジタルアーカイブの構築が現実味を増す。ある年数を過ぎたものを国立国会図書館が文化的資産として収集し、将来での利活用を保証する形でデジタルアーカイブに永久保存するという構想が促進できる。

株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本慶一郎)は、月刊誌「INTERNET magazine」のリニューアルに伴い、バックナンバーをWebで公開するサービス「INTERNET magazineデジタルアーカイブス」を1月29日より開始いたします。  この度一般公開するバックナンバーは、創刊号(1994年9月発売)〓2002年2月号(2001年12月発売)までの約7年間に発行された「INTERNET magazine」全85巻です。対象号の記事は、月刊誌「INTERNET magazine」のwebサイト(http://internet.impress.co.jp/)のコンテンツとしてPDF形式で公開され、キーワードによる全文検索や目次から記事へのジャンプが可能です。 また今後も、発売後3年以上経過した号については、「INTERNET magazineデジタルアーカイブス」に追加収録し広く一般に公開してまいります。ただし、最新号より直近3年間分の記事は、「INTERNET magazine」定期購読者を対象にした会員制サービスとして限定公開いたします。