自宅が歴史資料館、180万画像を無料ネット公開

公文書館で「デジタルアーカイブ」(電子資料館)の運用が始まりました。

国立公文書館(東京・千代田区)は、所蔵する歴史公文書のうち約180万画像をインターネット上で閲覧できる新たな「デジタルアーカイブ」(電子資料館)の運用を4月から始める。
〜中略〜
 この電子資料館は、国立公文書館のホームページから無料で“入館”できる。閲覧したい公文書に関するキーワードを打ち込むと、所蔵資料96万冊の目録情報データベースから検索結果が表示され、画像があればパソコン画面で閲覧できる。
 また、「デジタルギャラリー」のコーナー(現在「デジタルアーカイブ」の名称で試行運用中)では、実物は最大一辺7メートルにも及ぶ江戸期の国ごとの地図「天保国絵図」や、終戦直後の焼失状況が描かれた全国主要都市の「戦災概況図」など、大判の歴史資料についても、高精細カラー画像で見ることができる。公文書館では毎年、画像の登録を増やし、所蔵する公文書全体を網羅することを目指す。