「検索はURLだけでなく“答え”を直接表示する時代に」ビル・ゲイツ氏

検索サービスがどんどん進化する状況において、図書館サービスはどこにアドバンテージがあるのかを真剣に考えなければならない時期にきていると思う。

ゲイツ氏が“リーダーシッププロダクト”だとアピールする「デスクトップサーチ」についてはGoogleのデスクトップサーチと画面を比較。サムネイル画像が表示できる点やサムネイルからOfficeファイルが閲覧できる点などを強調した。なお、デスクトップサーチは次世代OSである「Longhorn」に標準で実装される技術。「将来の次世代技術が現時点でも利用できる。是非体験してほしい」(ゲイツ氏)と呼び掛けた。
 MSNサーチの新しい検索エンジンについては、検索結果にURLだけではなく“答え”も表示する点を、「エンカルタ」と統合した「クイックアンサー」機能で実演。実際に「日本の人口」と入力したところ、クイックアンサーとして日本の総人口が「1億2,741万7,240」であることが表示された。MSNサーチではエンカルタのほか、ニュース検索やデスクトップ検索も利用できる。このほか、ツールバーを活用することでデスクトップ検索やWeb検索、ニュース検索などを1つの検索フィールドから利用できることもアピールした。 >