Open Access Japan | オープンアクセスジャパン: 機関リポジトリとソーシャルブックマーク

少々古い記事へのコメント。
機関リポジトリソーシャルブックマークサービス機能を組み入れることは、とても有効なことだと思います。
機関リポジトリは、名の通り、電子化された貯蔵庫として、それを検索しやすくして様々な目的で利用するためには、各文献の個別ページへの関連リンクとかが張られることが重要で、それにより、ナレッジデータベースの一つとしての利用が可能になると思います。
この辺の研究及び実装はどこが中心に行っているのでしょうか。

機関リポジトリに登録された論文を発見されやすくする試みとして、ここ数年で人気を獲得したソーシャルブックマークの機能を機関リポジトリに組み入れる動きがあるそうです。ソーシャルブックサービスである、del.icio.usやConnoteaと連携して、機関リポジトリの各論文の個別ページに関連文献のリンクが張られるようになるとか。(CiteUlikeのようなサービスもありますね)今のところ、ePrintsでのみ実装可能なようですが、日本のカッティングエッジなみなさまも導入してみてはいかがでしょうか。
(いくらOAI-PMHで横断検索が可能であるといっても、OAIsterのようなものを用意したところで研究者がそれを使って論文を探すようになるとは思えませんし、そうしなければならない必然性もないと考えると、IRレベルで利用者である研究者にとっての使いやすさを増す試みはもっとあって良いと思います。)