ブログ関連事業者が語る「RSSとブログが創る新たなビジネスの可能性」

RSSの普及により従来のウェブページの見方は大きく変わり、最新情報を短時間で的確に確認できるようになった。記事の中にもあったが、報道機関等で未だにRSSを設置していないサイトは、ユーザに見に来なくてもいいよと言っているようなものだというのは同感。現にニュースウォッチではそういうサイトを見ていない。

はてなの伊藤氏は「以前のWebサイトは、情報の受け手が能動的に見に行っていたが、RSSが広まったことで、更新を知りたい情報を登録しておけば発信側から受け手へ逆に流れる」とコメント。「まだ技術が色濃いものなので、一般には広まっていないと思うが」と前置いた上で、「はてなブックマークでは、多くの人がブックマークしている記事がわかるようになっている。RSSの普及により流通の速度が速くなる中で、ユーザーがどうやったら情報を見落とさずに使ってもらえるか、情報の受け手にも重きを置いてサービスを運営している」と語った。
〜中略〜
「ユーザーがサイトへアクセスするまでの経路が変化しつつあるのでは」との渡辺氏の質問には、ドリコムの内藤氏が「RSSは簡素なメールマガジンに近い」と回答。「今までは週1回発行されていたメールマガジンでアクセスするユーザーが、RSSでは毎日アクセスする。今ではメールマガジンよりRSSの購読者が多いサイトもあると聞いている」との考えを示した。