Webサービスとブログの関係 - nikkeibp.jp

AMAZONは、Webサービス機能を使って目録を提供し、サービスプロバイダを通じて利用されることにより、製品情報が活用されて、販売につながっていくビジネスモデルを成功させた典型的な例です。
目録提供がサービスではなく、その目録を使って実体を提供することがサービスでありビジネスであるということを、認識する必要があります。
今後のサービス構築では、このようなモデルを参考に構築していくことが重要だと思います。

Webサービスはインターネットを使って他のコンピュータにアクセスするための仕組みの一種です。この仕組みを使えば、アマゾンが持つ商品情報データベースにインターネット上のWebの仕組みを通じてアクセスし、ブロガーがさまざまな情報を取り出して再利用することが容易になります。
〜中略〜
Webサービスを使うと、データベースから得た情報を加工や再利用することも容易になります。Webサービスでは、「XML(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)」などの記述言語を使ってデータを構造化してあるためです。HTML(一般的なWebサイトのページを作成するのに使う記述言語。ハイパーテキストマークアップ・ランゲージの略)でデータが記述されていると、人間が読んで内容を理解することはできますが、システムに読み込んでデータを再利用することは困難です。
Webサービスを公開して、自社の製品情報などを公開できれば、広く散らばっている多数のブログに効率的にリーチすることが可能になります。アマゾン・ドット・コムは、Webサービスでアクセス可能にした情報をアフィリエイトに利用し、ブロガーが積極的に自社の情報をブログに掲載する素地を作り、多くのトラフィックをブログから自社サイトに誘導することに成功しています。ただし、アフィリエイトとの連携は一例に過ぎません。