範頼が誤解から幽閉され、自害したという神社

Quoted from 日枝神社詣
この日枝神社は、鎌倉幕府を作り上げた源頼朝の弟、範頼が誤解から幽閉され、自害したという神社です。範頼、判官義経に比べたら陰薄いですが、この方、お気の毒な方です。
範頼は、兄・頼朝挙兵のときに駆けつけて、力を尽くして戦ったのですが、その後義経と頼朝が険悪になって、兄頼朝から「義経を討て」と命じられました。そのとき、「兄弟は討てない」と断ったため、頼朝に「こいつもいずれ謀反起こすかも」と警戒されるように。
さらに、頼朝が曽我兄弟の仇討ちのときに共に殺されたと誤報があったときに、頼朝の妻、北条政子に「私がおりますからご安心ください」といったために、謀反の疑いあり、と決めつけられて幽閉されたのだとか。その後、彼を暗殺するために送り込まれた梶原景時に攻められて、自刃したのだと伝えられています。

こんな話しがあったんだ。永井さんの「北条政子」は読んだはずなのに、覚えていない．．．。また読み直そうかな。