巨大な検索システムを耐障害性の高いソフトと安価なマシンで実現

Googleのシステムは未だにブラックボックスですが、安価なPCによるネットワークコンピューティング技術を活用した具体的な構成イメージが解説されました。やはり巨大なアーカイブやポータルはこういう形で作るんですよね。

ハードウェア的な面では、詳細は明らかにしていないが低価格の一般的なPCを用い、各コンピュータが独立した構成の信頼性が高い分散型のシステムを構築。「Intel製CPUが搭載されたハイエンドなサーバーマシンを8Wayで利用する場合、動作周波数2GHzのXeonを8個、メインメモリには 64GB、HDD容量には8TBを装備することになるが、価格は75万8,000ドルだ。しかし、一般的なPCを利用すれば27万8,000ドルで、 2CPUを搭載するマシンを88台用意できる」という。「この場合のCPU数は2GHzのXeonを176個、メインメモリは1台2GBとして 176GB、HDD容量は最大7TBまで搭載可能だ」とし、価格は3分の1で、22倍のCPU、3倍のメモリを搭載できると解説した。