米Yahoo!、“クリエイティブコモンズ”コンテンツ検索のベータ版を発表

Yahooの新しいサービスとして、クリエイティブコモンズのコンテンツのための検索機能を提供しました。GooleもYahooも様々な利用者ニーズに応えるサービスを拡充し続けています。既存のサービスプロバイダが付加価値をつけていたような内容は、相当の努力をしていかないと、このようなサービスの中で、自然淘汰されるような気がします。

米Yahoo!は24日、検索サービスの1つとして「Yahoo! Search for Creative Commons」のベータ版を発表した。その名称の通り“クリエイティブコモンズ”ライセンスを採用しているコンテンツのみを検索できるサーチエンジンのユーザーインターフェイスだ。
 クリエイティブコモンズのコンテンツは、著作権をより自由な方法で用いることができるように工夫されている。例えば、コンテンツによって作者を明記することが必要なときもあれば、非商用利用が許可されるときもある。さらに商用利用が可能なコンテンツすらある。クリエイティブコモンズライセンスは、こうしたさまざまな形態の著作物の利用を可能とするためにライセンス自体をデジタル化したことでサーチエンジンとの親和性が高くなり、非営利団体のCreative Commons自身も独自のサーチエンジンをサイト上で提供している。