ITmediaニュース:オンラインニュース、どの記事を読むかは読者自らが決める時代に

ユーザは情報を探す際には、必ずしもトップページからは入らず、必要なページへダイレクトに入ってくる。RSSを活用している人はまだ一部かも知れないが、この1年でRSSで情報を提供しているサイトは急増した。今後はこのような傾向を意識したサイト構成を考えていかなければならないと思う。

ジャーナリストでブロガーのJ・D・ラシカ氏は、以前は毎日20〜30のWebサイトにアクセスして、日々のニュースをチェックしていた。今では、その数は3つに減ったが、それでも同氏はかつてない量のニュースをオンラインで収集している。最近は、最新のインターネット技術を使って、ニュースサイトのホームページは完全に迂回し、自分が興味のある記事に直接ジャンプするオンライン読者が増えており、ラシカ氏もそうしたユーザーの1人だ。
〜中略〜
Sacramento Bee紙の元編集者であるラシカ氏は、次のように語っている。「Webサイトを訪れるユーザーは表玄関から入ってくるという古い考えは、もはや消えつつある。人々は横窓であれ、地下室であれ、屋根裏であれ、どこでも好きなところから現れるようになっている」