NTTソフト、情報を3次元空間上に配置する次世代ブラウザ「SpaceBrowser」

ビジュアル化が単に美しいということでなく、情報の識別に役立つ形で適用されることは重要なことだと思う。

SpaceBrowserでは、画像やテキスト、数値などの情報をビジュアル化して3次元空間に配置することで、大量の情報を瞬間的に認識できるのが特徴だ。SpaceBrowser向けコンテンツを作成するには、ユーザー側でEXCELのワークシートに素材、レイアウト、並べ替えなどのアクションの情報を指定するほか、掲載する画像データをNTTソフトウェアに提供する必要がある。
例えば、膨大なワインを販売するサイトでは、価格・香り・酸味などの評価軸上に各ワインのサムネイル画像を3次元空間上に配置。評価軸は、年代や産地などの条件と置き換えられる。興味のあるワインのサムネイル画像をクリックすれば、詳細情報を表示する機能も備える。好みのワインを容易に選べるため、商品検索として活用できるという。