OPACを疑え (岡本真氏の講演に学ぶ)

図書館蔵書検索システムの機能を検討する上での参考として。

検索結果なしに対する対応
OPACが検索結果0件を出して、実は、そのまま放置している。
OPACはなんらかのアクションを指示すべきである。
岡本氏の提案からすれば、近隣提携図書館の検索に導く。NIIや国会図書館の検索に導くといったものが考えられる。
検索ミスの可能性もあるので、似たような検索、あいまい検索で検索結果をフォローすることも考えられる。
検索入力時、ガイドする方法もある。
書名や著者名、出版社などの情報を事前にもっているのだから、入力時に事前のガイドをする方法も簡単に実現できることであろう。
もしくは、蔵書以外の参照用データベースを持っている場合は、そちらの検索結果を出してみるということも
必要だろう。

図書館データに何を含めるべきか。
図書館のデータには、目録データ以外を含めることはできないのか。

要約
利用者が求めるデータにアクセスできるOPACであること。(利用者にやさしいOPACを)
そのためのたくさんの工夫の余地がある。
それを、工夫する理論の確立を!