オブジェクト指向やXML、Webサービスをサポートした「PHP 5」リリース

動的Webサイトを構築するためのスクリプティング言語「PHP」の新バージョン「PHP 5」が19日、開発元のZend Technologiesによって発表された。PHPを駆動するための「Zend Engine」が1997年にリリースされて以来、最大のバージョンアップだとしている。
Zend Engine IIは20もの新しいオブジェクト指向開発機能を備えており、大規模な企業アプリケーション開発にも使用できる。また、XMLサポートが強化され、GnomeプロジェクトのXMLXSLTライブラリを使用することでパフォーマンスと安定性を向上できた。さらにWebサービスをサポートし、SOAPモジュールをはじめ、MySQL4.1を使用するための新しいモジュール「MySQLi」、組み込みのSQLデータベース「SQLite」を内蔵している。

PHPが大規模アプリにも使えるようになるということは、XOOPSを使った公開システムを構築しても、相当なアクセスに耐えられるということになるのかな。ポータルシステムの構築はXOOPSを適用してもいいかもしれない。