ストレージ・ネットワーキング・トレンドレポート

ストレージ容量は、「18カ月で2倍」のムーアの法則を超え、「12カ月で2倍」のペースで容量が増加するといわれている。幸運なことに技術革新も激しく、MB当たりの単価も劇的に下がっている。従って、容量が増えてもストレージのコストの増加をある程度抑えることが可能となっている。
〜中略〜
SNIAでは、SMI-Sを使った新しいストレージ管理の実現を推進している。
オブジェクト指向管理モデル(CIM※4)やネットワークデバイスのWebベースの管理仕様(WBEM※5)技術を用いて、各ベンダの管理情報のモデルを統一する。さらに、管理アプリケーションと各デバイスとの間もSLP※3やHTTPの標準方式を採用して統一する。それらを統一させるプラットフォームになるのが、SMI-Sインターフェイスである。

ネットワークストレージに関しても、異機種間接続のための標準化が加速していっています。この辺もきちんとフォローしていかないと、将来性のない製品を導入して、数年後に膨大な移行費用と時間を無駄に費やすことになりかねません。