個人情報流出:日能研で104人分 情報管理に盲点

エヌ・ティ・エスは今年5月からコンプライアンス・プログラム(企業倫理確立の活動)の策定に取りかかるなど個人情報保護を強化する準備を進めていたが、実際には肝心のセキュリティー対策はほとんどとられていなかった。エヌ・ティ・エスの鈴木淳・情報セキュリティ対策室長は「他に優先するものがあり、結果的に後回しになってしまった」と話している。

セキュリティ対策がされていないために可用性が損なわれることは、システム開発上のバグや運用ミスによる障害以上に、影響の大きいものだという認識がまだないんですね。