ソニーBMG、ファイル交換ソフト会社と提携検討

P2Pをデモ版の配信に利用するということで、やっと業界も認知してきたようです。P2Pを使った情報交換は、とても有望なものであったにも関わらず、著作権上問題のあるコンテンツの配信に使われたため悪いイメージが定着してしまっていましたが、これをきっかけに弾みがつくことを期待したい。
P2Pの仕組みをデジタルライブラリで応用すると、それぞれの図書館が自らの選書ポリシーに従って保存したものを提供し、利用者が必要とするコンテンツを所在に関係なく、アクセス可能なところから閲覧することができる世界の実現が容易に想定できます。

レコード業界世界大手のソニーBMGミュージックエンタテインメントが、ファイル交換ソフト会社グロクスターとの提携を検討していることが1日、分かった。人気曲の無料交換を可能にするファイル交換ソフトは、楽曲の著作権を脅かすとしてレコード業界は敵視してきた。しかし、ファイル交換ソフトの広がりを音楽ソフト販売につなげようと、ソニーBMGは方針転換を図る。しかし、ファイル交換ソフトの広がりを音楽ソフト販売につなげようと、ソニーBMGは方針転換を図る。関係者によると、ソニーBMGとグロクスターは、利用者がパソコンを通じてソニーBMGの楽曲を探した場合、音質などで正規版には及ばないサンプル版を無料で提供し、正規版を希望すれば有料で提供する仕組みを検討しているという。