富士通のSystemwalker、「グリッド機能強化でIT資源の最適配置が可能」

また、システム運用の最適化機能がリリースされました。
この記事のとおり、最適化された運用ができれば、運用機器の設備投資、運用管理コストの削減が図れます。2〜3年後に稼動するシステムでは、このような環境の調達を想定する必要があります。

従来のSystemwalker Resource Coordinator V11では、IT資源の仮想化とシステム稼働状況の可視化が可能で、システム上における問題の発生場所とその影響範囲を把握することができた。新バージョンのV12では、これまでの機能に加え、IT資源の自律的な最適配置機能が追加されている。また、同日発表されたInterstage Application Server V7との連携機能が強化されており、業務アプリケーションの運用まで含めた自律化が実現するという。Systemwalker V12の最適配置機能では、ある業務のCPUの使用率がピークとなり、レスポンスが悪化した場合、リソースの状況を可視化して原因を特定する。そのうえで、プール化されたサーバ、ストレージ、ネットワークなどのIT資源から必要なものを選び出し、クリックひとつで自律的に負荷の高い業務にリソースを割り当てることができるというものだ。