米グーグル:引用回数の多い論文を探せるサービス開始

またGoogleがすごいサービスを開始しました。デジタルアーカイブのポータルとして将来提供すべきサービスと考えていましたが、もう試験提供ができるところまできているんですね。このようなサービスが実現できている状況において、図書館は何をすべきか再考が必要です。

米グーグルは17日(米国時間)、学術関連の論文や記事を検索できる「グーグル・スカラー」を試験的に開始した。キーワードを入力して検索を実行すると、関連した論文などの一覧が表示される。さらに、その論文が引用されている論文や書籍を、イモづる式に探せる。検索結果は、引用された回数の多い順に並べられるので、有用な論文を見つけやすい。無料で論文全文を読める場合もあるが、有料の場合もある。検索結果の中には、オンライン上にはない書籍もリストアップされるため、幅広く調べられる。その書籍を所蔵している図書館を検索できる機能も付けた。