革新的なXMLドキュメント作成・編集テクノロジー「xfy(エクスファイ) technology」を発表

ユーザレベルでXML文書をハンドリングすることを支援するツールです。画像などを含むXMLコンパウンドドキュメントを扱うものとして、注目すべき技術だと思います。
ユーザへの提供時点でhtml化してしまったため、XMLが持っていた機械可読な意味的情報が捨てられてしまっていたものが、これらのツールや技術が普及することによって、XML文書自身が提供されるようになることを期待します。

現在、業務の効率化やグローバルなサービス提供の必要性から企業内外でWebサービスやEDIでのデータ統合の動きが進んでいますが、エンドユーザーのフロントエンドは入力効率の低いブラウザ利用であり、表示用データがHTML形式で提供されるため、元データの編集は不可能となっています。そのため、システムコストは低下したものの、エンドユーザー側での生産性や顧客サービスが犠牲になり、本当に効率的なシステムとはいえなくなっています。
これに対してxfyを利用することで、それぞれのユーザーが意図や目的に応じてユーザーインターフェース、データ活用アプリケーションを自由に構築し、最適な環境をマルチプラットフォーム上で実現できます。
xfyは企業や行政などのXMLドキュメントのユーザー本位での活用を可能にし、セマンティックWebやWebサービスのフロントエンドとして、これらをより身近なものにするなど、これからのIT社会に重要な技術となると確信しています。