アクセンチュア、成功報酬型の公共団体向けIT調達モデルを来年から本格展開

プレゼンテーション、提案、企画には定評のあるアクセンチュアですが、この会社がシステム導入の成功報酬の対価を提案するのは意外。目標を達成しなかった場合は、損失補償の対価を支払うという約束も必要そうです。

ITコンサルティング会社大手のアクセンチュアは、官公庁など公共団体向けのIT調達・契約手法「accenture Public Sector Value(PSV)モデル」の普及啓蒙活動を開始した。PSVモデルとは、いわゆる成果報酬型の調達・契約手法で、業務の重要度や到達目標などにより基準を取り決め、その基準以上の業務成果が達成できた場合、落札業者に対しシステム導入の実費に加え、さらに報酬対価を支払う。利益追求を目的とした民間企業向けの一般的な成功報酬型IT契約モデルを、米アクセンチュアが公共団体向けに最適化した。