富士通研究所、RSS非対応サイトからも収集できるRSSシステム

ちょっと遅くなりましたがコメントを。
プレスリリースにある

社内外のWebサイトを利用して最新情報を収集する場合、以下の課題がありました。
* Webサイトにアクセスしなければ更新の有無がわからない。
* 業務に活用できる最新情報のチェックに時間がかかる。
* 有用な最新情報を見つけても、チーム内で簡単に共有しにくい。

これを解決する手段として、提示されているようなRSSを活用する方法は、すでに色々と普及している。

まず、RSS非対応サイトのRSSを作成するサイトとして、次のようなものがある。
MyRSS.jp
Bulknews
hail2u.net
blogWatcherのなんでもRSS

また、有用RSSの共有ということであれば、「はてなのRSSリーダー」は、まさにそのようなもの。
RSSリーダとしても、無償のgooRSSリーダーとか、有償でもHeadLineReaderとか廉価なものがたくさんある。

統合システムとしての有用性はあるのかもしれないが、これらの個別のツールや環境に優るものでなければならない。その利便性、技術的優位性は、どうなんだろう。

富士通研究所は11日、Webサイトの更新情報を自動で抽出して共有できるRSSシステムを開発したと発表した。RSS非対応のサイトからも更新情報をRSSで取得でき、収集した更新情報をグループ内で共有できる。
 今回発表されたRSSシステムは、メーラー型のRSSリーダーと、RSS情報を蓄積するRSSサーバーで構成されたもの。WebサイトのHTML構造の中から、繰り返し記述されているタグなどに基づいてサイトの構造を判断し、RSS非対応のサイトの更新情報もRSSフィードを抽出、RSSリーダーで取得できる。