日常業務が次世代への知識継承に活かせる、東芝ソリューションの「KnowledgeMeister Succeed」

知識の蓄積と活用による業務およびサービスの質の向上は、組織にとって重要な課題。知識や技術の蓄積の努力をしない組織は、人材の退職、転職により、組織としての知識をどんどん失っていくことになる。
費用対効果を改善する大きな要素の一つに、知識を得るためにかけた費用に見合う知識を蓄積し、その知識の消失を防ぐ努力が必要。また、その知識の再利用により新たな知識の創造のコストを低減させることが必要。
それによって、既存のサービスの質を向上させ、新たなサービスへの投資も可能になる。

2007年問題や人材の流動化など、企業内に蓄積された知識をいかに次世代に継承するかが大きな問題となっている。仕事を行いながら教育を行うOJT (On the Job Training)では、時間がかかり効率的ではない。また、人材育成プログラムの場合、カリキュラムを用意しなければいけないなど手間がかかるのが現状だ。
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 KnowledgeMeister Succeedは、日常業務のやり取りを蓄積することで、業務に必要な知識の継承を実現するソフトウェア。一般的にはOJTなどで知識継承を行うことが多いが、伝えなければいけない情報が整理できていなかったり、また整理するために多大な手間がかかる。

 岩崎氏は、「知識継承で問題になるのは、(文書などの)成果物を作成する際のコメントややり取りがまったく継承されない点。あとでたどろうとしてもたどることができない」と、従来の方法では、成果物として残っていても、その過程を知ることができない点が問題と指摘する。