2005-01-01から1年間の記事一覧
団塊の世代が持っているノウハウは中小企業の熟練工の技術だけでなく、図書館を支える司書の知識なども同じ。その人が退職することにより、長年蓄積した知識も一緒に失われて、組織には残らない。人が持っている暗黙知を形式知化して、ナレッジベースとして…
Googleは、RSSフィードしているサイトのインデキシングに力を入れているようです。以前からのサービスとしてSitemapsでRSSに限らず、OAI-PMHを含めてサイトの更新情報を収集していますが、手軽な更新情報の配信方法としてのRSSは、これから急速に普及してい…
国の機関では、政文書、政府刊行物が一太郎で作成されているケースが多い。これらの文書の長期保存やシングルソース・マルチユースのためには、仕様の長期的なサポートと保証が必要だが、今回のバージョンで、XML形式で普及が見込まれる「OpenDocument」に対…
システム基盤やシステム間インターフェース(API)を業界標準に統一することは重要。しかし個別の利用者にも共通のユーザインターフェースを押し付けることはいけない。同じものを見る場合であっても、可視化されたGUIのほうがいい場合もあるし、テキストベ…
世の中の組織は、もうすでに業務の効率化、情報活用、情報共有を終え、ビジネス再編、コスト削減のための情報統合の時代を迎えて、今後はコア・コンピタンスの強化に向かうとのこと。もし、そうだとするとそのアプローチの業務の効率化さえもできていない組…
現在は機械的処理が困難なことでも、数年後には様々な技術により実現が可能になる。変わらないのは、人手でこなせる仕事の量だけ。これからは、数年後に稼働するシステムは、その稼働時期に予想されるニーズとシーズを見据えて、その時点で普及していると思…
公的記録アーカイブ用のフォーマットとして、OASISで策定されたOpenDocumentというXMLベースのファイルフォーマットを採用するとのことです。今後はXMLベースになることは確実のようですが、どんなXMLスキーマがデファクトスタンダードになっていくかという…
RSSを閲覧する環境がまた充実しました。つい最近、GoogleDesktopにRSSリーダの機能がベータ版で提供されたばかりですが、今度はYahooメッセンジャーのタブに表示できるようになって、いちいちMyYahooへも行かなくても済むようになりました。ただ、画面がデス…
HPからマルチベンダーに対応したストレージ管理ソフトが発表になりました。他ベンダー製品と比較してどこに優位性があるかはわかりませんが、選択肢の1つとなりえるものかもしれません。 HP Storage Essentialsは、マルチベンダーのストレージ環境に対応し…
ポータルは、RSS等によりメタデータを収集して、一次情報へナビゲーションします。このツールは、その収集されたメタデータを利用してコンテンツを収集するプログラムの1つと言えます。 ダウンロードSpider3は、同社が2004年9月に発表した「ダウンロード SP…
XOOPSや本格的なコンテンツマネジメントシステムを導入せずに、Webサーバ上で新着情報のRSSやページを作るシステムです。Headline-EditorとかのクライアントPCで作成するツールよりも、容易に運用できそうです。 「RSS 生成 CGI」は、RSS 1.0/2.0に対応したR…
著作権侵害のサイトも含まれるのだろうか。ウェブアーカイブする際のフィルタリングに使えるのでは。しかし、この運用がもし恣意的に行われた場合、情報管制につながりかねないかも。 警視庁では、両社に対して犯罪関連サイトの情報を提供し、フィルタリング…
ごく当たり前のことが書かれた社説ですが、言葉だけでなく行動が伴なえるように、再認識する必要があると思います。 客層が大きく変わり「顧客の創造」という新たな課題に直面して、役員、管理職、一般従業員すべてがそれぞれプロとして能力を発揮しなければ…
ちょっと前の記事。登録サイトよりも検索エンジンにより自動検索されたページを前に表示するとのこと。検索エンジンの精度が上がったから、手作業で登録しているサイトよりも有用なページが上位に表示できるということでしょうか。これから登録サイトはあま…
自分の備忘録として自分のためにブックマークしているものが、同じような興味を持ってブックマークしているものが集まると、それがその分野で有益な情報源となることを説明している記事です。確かに、ブックマークって「人のため」と言って気負わずやれると…
もうすでに59%の企業がサーバの仮想化技術を導入しているということです。これから2〜3年に稼動するシステムでは、この技術を導入することは必須と思われます。 サーバー仮想化ソフトウエアはTheInfoProが示す「Technology Heat Index」で最高得点を獲得し…
P2Pネットワークの技術は、すでに合法的なコンテンツの流通に商用利用されてきています。アーカイブ間のコンテンツ流通には最適な技術で、普及が期待されます。 PtoP技術が、小企業や個人によるビデオ配信をより現実的なものに変えた。PtoPでは、あるファイ…
デジタルアーカイブの先進的な提供システムとして期待されます。GUIおよびAPIでの両方に関して、普及が見込まれる技術を積極的に取り入れたものになっています。 写真撮影・位置と時間の情報取得・テキストの編集といった情報収集ツールとして、地図空間・時…
ビジュアル化が単に美しいということでなく、情報の識別に役立つ形で適用されることは重要なことだと思う。 SpaceBrowserでは、画像やテキスト、数値などの情報をビジュアル化して3次元空間に配置することで、大量の情報を瞬間的に認識できるのが特徴だ。Spa…
求められる能力の質が大きく変わってきている時代において、その能力を高めることを支援する機関や組織は、時期を逸せずに、新たな役割を果たしていかなければならないと思う。 実際、脳はIT社会以前とは全く違った使われ方をしています。 例えば「学校の教…
インストールしてみました。すぐに使えそうな感じです。 国立情報学研究所は8月10日,同研究所が開発した情報共有サイト構築ツール「NetCommons」をオープンソース・ソフトウエアとして公開する。NetCommonsは,グループウエア機能やeラーニング機能を持つソ…
このような状況において、図書館が何をしていくべきかを考えるのに参考になる記事です 「図書館が、たくさんの書物を集めた場所だと思われていたのは、ずっと昔のことだ」と、スタンフォード大学の図書館員で、同大学の学術情報リソース担当ディレクターを務…
組織の中での情報共有や、外に向けてのナレッジの提供を推進するためには必要な姿勢です。大多数の人が同意し理解できる情報だけしかなかった場合、そのナレッジデータベースには付加価値はないものになり利用されません。 ここで大事なのは、「その情報を出…
配信レイヤー、付加価値レイヤー、受信レイヤーの3層でビジネスが発展するとのこと。組織のホームページのあり方を大きく見直す時期に来ている。また、検索エンジンのページビューを上げるための努力ではなく、RSSでの直接サイトへのナビゲーションへのシフ…
ニュースサイトなどを漫然とブラウジングしながら情報収集するのは時間の無駄。RSSフィードを条件選択して機械的に情報検索すれば費やす時間も短く効率的。 ただこのようなサーバを社内でだけ使うのはもったいない。やはり収集した情報、選別した情報は組織…
こんな形で検索条件の指定を使いこなすと、膨大な情報の中から検索結果を相当絞り込めます。 Webページはどのような構成になっているでしょうか。いろいろな分け方があるかと思いますが、Googleでは、タイトル、本文、URL、アンカーテキスト、と分類した上で…
ユーザは情報を探す際には、必ずしもトップページからは入らず、必要なページへダイレクトに入ってくる。RSSを活用している人はまだ一部かも知れないが、この1年でRSSで情報を提供しているサイトは急増した。今後はこのような傾向を意識したサイト構成を考え…
Webブラウザ、メールクライアント等にもRSS機能が正式に実装されるようになったり、複数のRSSをWebページとして一括して見られるサイトも出現して、情報収集の手段は大きく変わったと思う。 これについてケンコーコムの後藤氏は、「ブログとの組み合わせでユ…
現在のビジネスは、パートナーとではなく競合他社とのコラボレーションの形にまで進んでいるとのこと。 新しいビジネスを展開するに当たって、参考になる記事です。 米Dellは、自分達の会社を1つのEntity(実在、存在)とは見ておらず、サプライチェーンを構…
リテラシーの教育は必要だが、ポットな情報がデジタル化されて迅速にインターネットで流通する時代において、「情報処理」のリテラシー教育にも力を入れなければならないという意味も含んでいるのだろうか。図書館はその役割も担っていると思う。 読書週間初…